情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)の仕事への適正

花16

 

情報処理安全確保支援士にはどんな人が向いているの?

登録セキスぺの仕事に向いているのはどんな人でしょうか。

 

登録セキスぺは会社や組織の大事な情報に触れます。また情報を扱う人たちを指導する立場にあります。ひとに指導するということは、その人に対して真摯に向き合わねばなりません。大切なことは誠実さです。

 

一方、あまり相手の言うことに耳を傾けすぎると、つい、情にほだされて「今回だけ」などとルールを曲げさせられる、自ら曲げてしまいそうな場面も多々あります。場合によっては対応次第で不正に手を貸してしまうことにもなりかねません。

 

そういったときにも、何が全体的・将来的に良いことなのかを常に見極め、自分なりの尺度を持ち、それを曲げない強い信念と責任感をもって行動することが求められます。それによってひとからの信頼が得られます。

 

誠実で責任感が強く信頼されるこういう人なら、十分「登録セキスぺに向いている」と言えます。また、日々進歩してい技術などにも対応できる柔軟さや向上心が必要です。

 

もし今がそうでなくても、「そういう人になりたい」と目指すことはたいせつですね。

登録セキスぺにはこんな人は向いていません

登録セキスぺに向いていないのはどんな人でしょうか。

 

登録セキスぺは、会社の重要なデータに触れます。そのデータを扱う人たちを指導する立場にあります。
セキュリティ対応ルールが適切に決められているか、決められたように作業が行われているかなどをきちんとチェックし、問題を見つけ、問題があれば直させなければなりません。

 

登録セキスぺはセキュリティという物差しを会社の仕組みの中にあてはめて、大丈夫かどうかを具体的に調べて、ルールを作りそれを常に改善していく仕事になるので、几帳面さと自分なりの信念が求められます。

 

「ちょっとぐらいいいか・・・」といったような甘すぎる人柄では勤まらないと言えるでしょう。

 

自分で事実を確認し誠実に仕事をこなし、あるときは厳格に物事に対処することが求められます。

 

もちろんこれは、登録セキスぺに限った事ではありませんよね。どのような仕事でも、いい加減な態度を取るようでは勤まりません。仕事というのは、決して「知識」だけでできるわけではありません。

 

誠実さ、真面目に取り組む姿勢、善悪をきっちりと区別する勇気、こうした「能力(努力かもしれません)」が、とても大切なのです。

 

私は「情報セキュリティアドミニストレーター試験」の合格者です。。
某IT企業や情報処理企業で実務にも携わり、情報セキュリティ業務の難しさと面白さを肌で感じました。

 

情報処理安全確保支援士に登録できる経過措置の対象にはなれず、情報処理安全確保支援士にはなれませんでした。
情報セキュリティに携わってきたという自負はあります。情報セキュリティにはこれからも関心を持っていきたいと思います。

 

始めは向いてなくても、努力して向くようにならざるを得なるということもあります。
そんな私からの応援メッセージ。「いまは向いてなくても、意識して努力すれば変われます。頑張って!」

 

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